EPSとはビーズ法発泡スチロール(Expanded Poly Styrene)の略称です。
発泡スチロールには製法・用途の違いによりEPS・PSP・XPSの3種類があります。ビーズ法発泡スチロール(EPS)は原料ビーズを発泡させ、様々な形状に成形できるのが特徴です。水産・農産・家電・自動車・建築・土木など幅広い分野で使用されています。
他素材と比較して価格が安く、自由なデザイン設計が可能なEPSですが、現代社会で求められている「低炭素社会」と「循環型社会」を両立させる「持続可能な社会」においても大きなアドバンテージを有しています。
発泡倍率50倍製品で使用する原料は製品体積のわずか2%、残り98%は天然資源の空気です。
独立気泡(小さな空気の部屋)の集合体構造から生まれた断熱性が省エネルギー効果を高め、CO2の削減に大きく貢献しています。
使用済みのEPSは回収後、粉砕・減容してマテリアルリサイクル(再商品化)、ケミカル/サーマルリサイクル(エネルギー再利用)の好循環で、非常に高いリサイクル率を誇っています。
2015年には日本国内でのリサイクル実績が、マテリアルリサイクル率56.2%、ケミカル/サーマルリサイクル率34.0%と計90%を達成し、自然環境を守る優秀な素材として世界で愛用されています。

原料ビーズ受入
直径0.3~2mmほどの半透明の原料ビーズとなります。発泡剤を含んでおり、蒸気をあて加熱させると膨張する性質があります。
予備発泡
原料ビーズに蒸気をあて予備発泡を行います。これを発泡ビーズといい、それぞれが独立した小さな空気の部屋で仕切られています。
発泡ビーズ養生
予備発泡直後の発泡粒は減圧状態となっているので、空気と発泡粒中に含まれるガスの置換を行います。
成形
発泡ビーズを金型に入れ、もう一度蒸気をかけます。さらに膨らんだビーズ同士が熱でくっつき、金型どおりの形になった製品となります。
検品・梱包
製品の検品及び梱包作業を行います。製品を一つ一つ丁寧に梱包いたします。
出荷